ダイエットのさせ方

犬の肥満は万病のもとです。
老犬になるほどリスクが高くなる肥満を防ぐために体重を調節して、理想的な状態を保ちましょう。

肥満かどうかを調べる

他の同じ犬種の犬を触れる機会が無いと、どのぐらいが理想の体重なのかわからないこともあると思います。

犬種や骨格により様々なので、病院に行った際には獣医さんに現在の状態や理想の状態を聞いてほしいですが、触ってある程度わかる理想の状態を解説します。

理想の状態

  • 肋骨はわずかに脂肪に覆われ、触って簡単に判別出来る。
  • 腰に適度なくびれがあり、腹部は薄い脂肪層に覆われている。
  • 腰から尾にかけての椎骨が触って確認でき、周囲は脂肪でなく筋肉が付いている。

これらのいずれかの部位に脂肪が付きすぎている場合は肥満もしくは肥満予備軍が疑われます

体重を落とすには

食事の種類

まず確実で安全な方法でダイエットフードに切り替えることから始めましょう。

犬のフードは定められた1日分の量にカロリー以外に1日に必要なビタミンやミネラル等の栄養素も入っています。

太ってきたからといって安易に普段の食事の量を減らしてしまうと、カロリー以外の必要な栄養素も不足してしまいます。

ダイエットフードなら必要分の栄養素を摂取しながらカロリーのみを減らす事が出来ます。

食事の回数

なるべく数を増やしましょう。
1日2回だったものを3~4回に分けて与えてください。

もちろん一日分の総量は変えません、最初の食事の際に1日分を分けておきましょう。

おやつ

本来、犬のおやつは無くてはいけないものではないのでダイエット中は与えないほうが良いです。

どうしても与えたかったりしつけのご褒美に必要な場合は、白菜やキャベツ、ブロッコリーの芯などの繊維質が豊富なものを小さくして与えてください。
ただ下痢の時は繊維質のものは控えましょう。

運動

運動も効果的なのですが、肥満の犬に無理に運動をさせると心臓病や関節炎を引き起こす場合があります。

無理に散歩の時間を増やしたり走らせたりしないようにしてください。

家の中でおもちゃで遊んであげる程度でかまいません。
間接に負担がかからないようにフローリングは避けて踏ん張りの利く場所で遊んであげましょう。

間接への不安が大きい場合は負担をかけずにダイエット出来るプールを備えている犬のフィットネスクラブもありますが、ある程度料金もかかります。

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