ウィルスや細菌などによって急性肝炎が起こります。
継続すると慢性肝炎になることもあります。
概要
肝臓は糖質、たんぱく質、脂肪の代謝をする臓器ですが、肝炎になるとこれらが正常に機能しなくなります。
急性肝炎になる原因はウィルス、細菌、真菌、カビ、寄生虫、重金属などがあります。
食欲不振、下痢、嘔吐などがおこし、黄疸が出たり、白目の部分が黄色がかったり、口の粘膜が黄色くなったりします。
重症化してくると中枢神経に障害が出ます。
症状
- 食欲が無くなる。
- 黄疸が出たり目が黄色くなる。
- 散歩を嫌がる。
- 寝てばかりいる。
かかりやすい犬種
犬種に関わらず高齢に伴いかかりやすくなります。
治療と予防
治療法
急性肝炎になった場合は2、3日食事を止めて天敵を行い、肝機能の回復を待ちます。
慢性肝炎になった場合も特効薬などの治療法は無いので、肝機能の回復を待ってから良質のフードを与えて糖質、たんぱく質、ビタミンの摂取を促進させます。
予防
栄養バランスの良い良質のフードを与え、予防注射を欠かさず細菌やウィルスに対して免疫をつけます。
また、定期的な血液検査で早めの発見を心がけましょう。
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