前立腺肥大はオス犬に多く見られる病気です。
概要
人間の病気としても珍しくない前立腺肥大と同じ病気です。
前立腺は、精子に栄養を与え活動を盛んにする前立腺液を分泌している器官です。
他にも射精における収縮や尿の排泄などの役割を担っています。
前立腺肥大は加齢に伴いホルモンバランスの崩れが原因で前立腺が肥大し、尿道や直腸を圧迫する病気です。
症状
排泄しにくくなり、排泄の姿勢をしてから終えるまで時間がかかる。
会陰ヘルニアに発展することもある。
かかりやすい犬種
オスのみ。老犬のうち半数が発病するといわれています。
治療と予防
治療法
治療は前立腺の摘出が一般的です。
便秘のみなど症状が軽い場合は食事療法などの方法が取られる事もあります。
予防
去勢が一番の予防です。
若いうちに去勢しておけば前立腺は退化して萎縮していくため、老犬になっても前立腺肥大にはなることはありません。
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