犬にも痴呆・認知症があるという事実を知らない方も多いと思います。
人間の場合、痴呆は現在「認知症」と言い換えられるようになりましたが、あくまで人間の場合であり、犬の場合は痴呆症というのが一般的に浸透しているのでここでは痴呆症とします。
痴呆の定義
人間の認知症は脳や身体の疾患が原因で、記憶・判断力の障害が起こることです。
犬の痴呆症もまた近いものですが、動物エムイーリサーチセンターの内野富弥先生による獣医学的な説明では「高齢化に伴って、一旦学習によって獲得した行動および運動機能の著しい低下が始まり、飼育困難になった状態」とされています。
犬の寿命が延びて高齢の犬が増えると同時に痴呆症の犬も増えてきています。
若いうちは元気で健康な犬でも、老化とともに痴呆症にならない保証はありません。
犬の痴呆症を判断する基準、症状、予防や治療方法、介護の仕方などの基本的な知識を備えましょう。
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