白内障は眼球の水晶体が濁り、ものが見えにくくなる病気です。
概要
眼球の水晶体、つまり黒目の部分が濁ってきます。
犬は他の動物より白内障になりやすいといわれています。
初期のうちはわかりにくいですが、明るいところでよくみると白っぽく濁ってきているのがわかります。
加齢や糖尿病、外傷や日光などが原因でおこります。
症状
- 夜散歩させていると転びやすい。
- ものにぶつかる。
- 階段から落ちる。
- 臆病になる。
かかりやすい犬種
アフガン・ハウンド、アメリカン・コッカースパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエル、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルなど。
治療と予防
治療法
点眼薬治療で進行を抑えます。
また、外科手術で水晶体を人工の水晶体に変えれば視力が回復します。
ただし老犬の場合は麻酔などのリスクもあるので獣医と相談してみましょう。
予防
気になる症状が出たら明るいところで水晶体を覗いてみましょう。
定期的に健診を受ける際に白内障の検査もしてもらいましょう。
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